未来のカラダを内側から整える
人生100年時代を見据えて、NMNに関する研究が世界各国で行われています。
NMNとは、ニコチンアミドモノヌクレオチドの略で、2020年4月に厚生労働省により食品として使用が認可された新素材になります。
とある研究では明らかなエイジングケア効果をもたらし、抗動脈硬化性作用の向上やDNA修復機能の活性化まで確認されました。NMNは、人間のあらゆる機能面・健康面の働きを高める可能性があるとされ、更なる研究が進められています。また、様々な治療効果にも期待できる成分として世界中の医療関係者が注目している次世代新成分です。
若さの鍵を握る次世代成分NMNとは
元々は、私たちの体内に存在する物質で老化(エイジング)をコントロールし、健康維持に重要とされ「サーチュイン遺伝子」を活性化させるという効果を持っています。
NMNは、体内に吸収されると血液を通じて全身の細胞に取り込まれNADに変換されます。
NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)は生きるためのエネルギーを生み出す際に中心的な役割を果たします。
しかし、このNAD+は年齢とともに減少しエネルギー量も低下してしまうため、年齢を重ねるにつれ衰えを感じ始めるのです。
NMNのメカニズムと役割
NMNは体内でNAD+に変化する物質です。サーチュイン遺伝子が活性化することで健康維持(エイジングケア)に繋がり、NAD+こそがサーチュイン遺伝子に影響する物質なのです。
【NMN】
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、直接遺伝子にアプローチするわけではなく、NMNを摂取すると細胞内に取り込まれ、NAD+という物質をつくると考えられています。
↓ 生成 ↓
【NAD+】
NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)はあらゆる生物の細胞に存在し、エネルギー(ATP)を生み出す際に使われる、体内の”代謝の源”で身体環境を整えることで若々しい健康を維持できることが分かってきています。また、NADそのものを摂取しても細胞には取り込まれないため、NADの前駆体でもあるNMNを摂取することが効率的であると考えられています。
NMNはNAD+上昇を介して、
サーチュインを活性化し老化を抑制
↓ 保護 ↓
Mitochondria
Telomere
ミトコンドリア
新しい細胞つくる・修復する
基礎代謝を上げる
テロメア
細胞分裂を繰り返し
寿命を延ばす
↓ 活性スイッチ↓
【エネルギー(ATP)】
ATP(アデノシン三リン酸)とは、細胞が活動するために必要なエネルギーのことです。細胞内にある小器官の一つミトコンドリアが、このエネルギーを使って新しい細胞を作ったり、傷ついた細胞を修復したりしています。
【サーチュイン(SIRT)】
老化や寿命に重要な役割を果たす、サーチュイン「長寿遺伝子」と呼ばれるタンパク質。ヒトには7種類のサーチュインがあり、NAD+はサーチュインのスイッチのような役目。NAD+の量が増えることで、サーチュイン遺伝子は活性化され、働きも強まり「ミトコンドリア」や「テロメア」を保護し、抗老化作用が期待できます。
エイジングケア成分「NMN」を毎日効率的に
NMNは、あらゆる生物の細胞に存在しており、母乳、緑黄色野菜やフルーツなどに含まれています。しかし、含有量はごくわずかなため、食品からほとんど摂取することはできません。
若々しく健康的な身体を維持するためにも、年齢とともに減少したNADを補う必要があります。
食品でNMNの1日の必要摂取量250mgを補うことが非常に難しいため、
サプリからNMNを効率よく補填し、老化抑制しようということなのです。
NMN+コエンザイムQ10
コエンザイムQ10は、もともと心臓疾患の医薬品として使われてきました。2001年の食品規制による緩和により健康食品として使用されるようになりました。体内に存在する補酵素の一種で、エネルギーを生み出すために役立つ補酵素です。加齢とともに増えるトラブルを予防します。
コエンザイムQ10の働き
● 細胞内のミトコンドリアという小器官で栄養素を燃やしてエネルギーを作りだします。そのエネルギー産生の9割にコエンザイムQ10は深く関わり、他の物質では代替することができないないため、不足するとエネルギー産生が滞り体の不調につながります。
また、生命活動のエネルギーを生み出す元となるATP(エネルギー物質)を生成するときにも重量な役割を果たしています。(NMN+コエンザイムQ10を一緒に摂取することで効率よくエネルギーを作り出します。)
● エネルギー産生したときに発生した活性酸素を消去する役割も持っています。
コエンザイムQ10を食品に置き換えると
いわし
約16匹
ブロッコリー
約12Kg
牛肉
約3Kg
加齢で減少するコエンザイムQ10
コエンザイムQ10は、全身に存在し特に、心臓、腎臓、肝臓などに多く分布します。しかし各臓器においてコエンザイムQ10の濃度は20代をピークに減少すると言われています。不足すると、肌の酸化(老化)や肩こり、冷え、疲れやすくなるなどの症状が現れてきます。
食事だけで摂ることはとても大変
1日の推奨摂取目安は100mgですが、普段の食生活から摂取できるコエンザイムQ10は、1日5~10mg程度と言われており、これは、推奨摂取の10分の1にも満たないのです。ドクターノーブルNMNには、1日の推奨摂取目安の100mgを2粒で効率よくしっかり補うことができます。
とてもデリケートな成分で、オレンジ色の結晶状の粉末で、カプセルから見えるオレンジ色もこのコエンザイムQ10が影響しています。
形成外科専門医 山本崇弘 医師 監修
NMNは人間におけるエビデンスレベルはまだ決して高くないです。しかしラットでは色々な効果が出ており、世界20ヵ国で発行されている『LIFE SPAN』~老いなき世界~の著書でもある科学者も推奨しています。私自身もアカデミアにずっといましたので、ラットで効果が出ても人間には出ないことなんてことはザラにあり、 効果に対してずっと懐疑的でした。
しかし、NMNにまつわる多数の論文を読み、モニター実験で周囲の40代以降の方から男女問わず効果を実感されたと声が相次いだこと、最近ではネイチャーにも肥満女性に対するNMNサプリメントの論文が出たため、自信を持って監修させていただくことになりました。原料や配合、製法にはもちろん拘っておりますが、サプリメントですので気楽なお気持ちでお飲みいただいて、少しでもエイジングケアのお役立てになればと思っています。
一般社団法人サンタイエ理事長、コントアクリニック東京院長
日本形成外科学会認定専門医 / 日本美容外科学(JSAPS)専門医